金融機関の投融資先では、生態系に壊滅的な影響を及ぼす石油・ガス採掘、住民への人権侵害、石油・ガス採掘に伴う汚職問題が生じています。そのため、金融機関が投融資先に対して環境配慮、人権配慮、情報公開の徹底を求めることが重要です。
石油・ガス産業に関するFair Finance Guideの評価基準では、投融資先の人権・環境保護方針、先住民族の土地権・資源権への配慮方針、租税回避や汚職に関与しない方針などの有無や内容を評価しています。
評価基準の根拠となっている主な国際基準としては、国際金属鉱業評議会(ICMM)の10原則、採取産業透明性イニシアティブ(EITI)、エクエーター原則、国連グローバルコンパクト、OECD国籍企業ガイドラインなどがあります。
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→Fair Finance Guide スコア算出方法