<賛同募集>STOP! ブラック融資 銀行のみなさん、パリに向けて脱石炭の誓いを!
石炭は世界の気候変動を危機的な状況に陥れつつあります。深刻な気候変動の影響を回避するためには石炭からの脱却「脱石炭」が必要で、そのための重要な一歩は、民間銀行が石炭産業への投融資をやめることです。国際NGOバンクトラックは、11月からパリで開催される気候変動国際会議の前までに、すべての銀行に対して石炭産業への投融資をやめる誓いを表明するよう呼びかけており、Fair Finance Guide Japan、国際環境NGO FoE Japan、350.org Japan、気候ネットでは、この取り組みを日本から支援しています。ぜひより多くの皆様から賛同の声を寄せて頂ければ幸いです。
なぜ石炭に注目するのか?
石炭は化石燃料から生じる温室効果ガスの44%を占める最大の排出源となっています。現在、世界では少なくとも588件の石炭火力発電計画が発表されており、726件が建設許可を待っている状態です。これらの石炭火力発電所が運転されると、莫大な温室効果ガスが放出されることになります。
なぜ銀行の投融資に注目するのか?
バンクトラックが世界の民間銀行による2005年~2014年の石炭関連企業への投融資を調査したところ、5000億ドル(約60兆円)に達し、投融資額は年々、増加していることが分かりました。日本の金融機関としては、投融資額順で14位に三菱UFJフィナンシャルグループ(FG)、23位にみずほFG、26位に三井住友FGがランクインしています。
なぜパリの気候変動国際会議に注目するのか?
2015年11月からパリで開催される気候変動国際会議(COP21)は、気候変動の新たな国際枠組みを決める重要な会議です。深刻な気候変動の影響を回避するためには、政府による取り組みだけではなく、民間企業やそれを後押しする民間銀行の取り組みが不可欠です。
個人賛同・団体賛同を募集しています
賛同の対象メッセージは、「私は、すべての銀行に対して、パリで開催される気候変動国際会議の前までに、石炭産業への投融資をやめることを表明するよう求めます」です。ご賛同頂ける方は、バンクトラックの署名フォームにて必要事項を記入の上、ご賛同頂けると幸いです。
※2015/7/22 署名フォームが日本語対応になりました。
署名フォーム(日本語)へ移動
署名者一覧は以下のページからご確認することができます。
http://dotheparispledge.org/#page=supporters&petition=individual&bankorder=ranking
日本の呼びかけ団体
・Fair Finance Guide Japan
・国際青年環境NGO A SEED Japan
・「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
・アジア太平洋資料センター(PARC)
・350.org
・国際環境NGO FoE Japan
・気候ネットワーク